何を変えればいいのか分からないあなたへ

仕事のことは語れるのに、
自分の人生になると言葉に詰まる

スターバックスで1on1面談をしているイメージ

スターバックスで店長をしていた頃、社員を目指しているスタッフと面談する時間がありました。

客席のテーブルで向かい合って、僕はその子に真面目な顔で話していました。

「自分の軸が大事だよ」

言っていることは、間違っていなかったと思います。

お客様には笑顔になって帰ってほしい。
スタッフには、自分の可能性を信じて成長してほしい。
お店を、もっといい場所にしたい。

店長として、そういう話ならできました。

スターバックスの店長として、どうあるべきか。
どんなお店をつくりたいのか。
スタッフにどう成長してほしいのか。

そこは、自分なりに言葉にできていたと思います。

でも、内心では少しヒヤヒヤしていました。

もしそこで、

「じゃあ、店長自身はどう生きたいんですか」

と聞き返されたら、たぶん言葉に詰まっていたと思います。

店長としての答えはある。
でも、僕自身はどう生きたいのか。

そこを聞かれると、急に自信がなくなる。

それっぽいことは言えたと思います。

でも、自分の中で本当に言葉になっていたかというと、かなり曖昧でした。

仕事のことは語れる。
人の成長も、お店の未来も語れる。

でも、自分の人生のことになると、言葉が止まる。

その感覚は、ずっとありました。

だから僕は、自己理解の本を読んだり、ゴール設定を学んだり、コーチングを受けたりしていました。

もっと自分のことが分かれば、何か見えてくる気がしていたんです。

自分らしい軸が見つかれば、もっと迷わず進める気がしていました。

でも、どれだけ学んでも、結局また同じところに戻っていました。

仕事では動ける。
役割の中では価値を出せる。

でも、自分はどう生きたいのかになると、分からない。

何か変えないといけない気はする。

でも、何を変えればいいのかが分からない。

これが、当時の僕の状態でした。

散々学んできたのに、
人生が前に進んでいる感じがしない

あなたにも、近い感覚はありませんか。

何もしてこなかったわけじゃない。

人のせいにせず、環境のせいにもせず、自分にできることを探してきたはずです。

本を読んだり、学びに行ったり、仕事のやり方や人との関わり方も見直してきた。

もっと力をつければ、もっと価値を出せる自分になれば、今より道が拓けるはずだと思ってきた。

実際、できることは増えたと思います。

前よりうまく対応できるようになったこともある。
人から感謝されたこともある。

それでも、なぜか楽にならない。

そろそろ自分なりの答えが見えてもいいはずなのに、気づくとまた同じところで立ち止まっている。

これ以上、何を変えればいいんだろう。

結構、真面目にやってきたはずだ。
何が正解だったんだ。

でも、ここで止まるわけにはいかない。

そう思いながら、止まるのはやっぱり不安で。

何をやっても変わらない感じが続くと、少しずつ進むだけでは足りない気がしてくる。

周りは進んでいるのに、自分だけが同じ場所に残されているような感じがする。

だから、ただの一歩ではなく、一気に取り返せる何かが欲しくなる。

俺がもっとできるようになればいい。

もっと力をつければ、今の状況を抜けられるかもしれない。

どこかに、起死回生の一手があるはずだ。

そう思って、また次を探し始める。

上司の前で、
涙が止まらなくなったことがある

妻の病気が分かって、「働き方を変えないといけない」と本気で思っていた時期でもありました。

でも実際には、気づけばまた仕事を詰め込んでいました。

目の前の仕事を、どうにか回す。
人が足りないところを埋める。
問題が起きたら、自分が何とかする。

それが当たり前になっていました。

そんなある日、上司が店に来ました。

店内がかなりバタついていて、お客様をお待たせしている。

スタッフもピリピリしていて、いい雰囲気ではありませんでした。

その様子を見て、上司が一言、こう言ったんです。

「なんでこうなるんでしょうね」

責められたわけでも、嫌味を言われたわけでもありません。
ただ、その場を見て出た一言だったと思います。

でも、僕の中では、その「なんで」が刺さりました。

なんでこうなるのか。

それは僕もずっと、誰よりも考えてきたことでした。

人が足りないからなのか。
段取りが悪いからなのか。
自分の力が足りないからなのか。

自分なりに考えて、打てる手は打ってきたつもりでした。

人が足りなければ自分が入る。
問題が起きれば自分が拾う。
休日返上してでも、何とかする。

そうやって何とかしてきた結果が、目の前の状況でした。

その状況を見て、

「なんでこうなるんでしょうね」

と言われた瞬間、もう分からなくなったんです。

じゃあ、どうすればよかった?

これ以上、何を変えればよかったんだ?

そう思った瞬間、涙が出てきました。

泣こうと思ったわけではありません。
ただ、勝手に涙が出てきたんです。

かなりまずいと思いました。

スタッフやお客様に見られていないか。
早く止めないと。

そう思うのに、涙は止まりませんでした。

仕事中に人前で涙が出るなんて、僕にはありえないことでした。

何か返さなきゃと思っているのに、言葉が出てこない。

自分でも、なぜ涙が止まらないのか、分かりませんでした。

でも、それでも僕は止まりませんでした。

少し落ち着いたら、また仕事に戻る。

翌月には、また同じように予定を詰めて、同じように走っていました。

命に関わる手術の日も、
じっと待てなかった

そのあと、妻の手術の日が来ました。

命に関わる大きな手術でした。

ドラマで見るみたいに、手術室の前のベンチに座って待つなんてできませんでした。

とにかく落ち着かなかった。

中庭をうろうろして、屋上にも行って、食堂にも行ったけど、何を食べたかは覚えていません。

ただ、まったく味がしなかったことだけは覚えています。

手術は3時間くらいで終わると聞いていました。

なのに、30分すぎても、1時間すぎても終わらない。

そのとき、いよいよ最悪のことも、現実として考えなきゃいけないのかと思いました。

幸い、手術は無事に終わりました。

それは本当に良かったです。

でも、手術が終わっただけでした。

その後も治療は続きました。

それと向き合う妻の横で、僕はようやく考え始めました。

このままの働き方を続けて、本当に大事なものを大事にできるのか。

仕事中心に生活を組み立てて、自分たちのことは後回し。

真面目に頑張って、誠実に期待に応えていれば、いつか報われる。
きっと人生は良くなるはず。

そう思って走ってきたのに、目の前にあったのは、まったく違う現実でした。

「何やってんだ」

その言葉しか出てきませんでした。

もうこの生活のままでは、ダメだ。

本気で何かを変えないといけない。

ようやく、心の底からそう思った瞬間でした。

それでも僕が最初に選んだのは、
「学ぶこと」だった

そこで初めて、ずっと後回しにしてきた起業のことが、現実の話になりました。

このまま元の生活に戻って、また同じように走り続ける。

その選択肢が、僕の中で初めて消えました。

そこで、起業に向けて本気で踏み出すために、コーチングスクールに申し込みました。

それは、僕にとって大きな転機でした。

あの選択があったから、今があります。

ただ、当時の僕は、

「何かを学べば変われるかもしれない」
「力をつければ、今の状況を変えられるかもしれない」

という方向で考えていました。

学ぶことが悪いわけではありません。

コーチングを受けることも、セッションを受けることも、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、本当に必要だったのは、知識やスキルを足すことだけではありませんでした。

なぜ、ここまで来ても立ち止まれなかったのか。

なぜ、「何かを変えないと」と思ったときに、また学ぶ方向へ戻ったのか。

そこを見ることでした。

何かを変えたいときほど、
また足そうとしてしまう

場面は違っても、同じ無意識のパターンが出ていることがあります。

このままじゃまずい。
何か変えないといけない。

でも、何を変えればいいのか分からない。

だから、また学ぶ。
また頑張る。
また、もっと価値を出せる自分になろうとする。

何かがうまくいかないと、

「自分がまだ足りないからだ」

と思ってしまう。

もちろん、学ぶことも、頑張ることも大切です。

ここまで自分を支えてきた手段でもあると思います。

ただ、その動き方のままだと、学びが増えても、また自分を追い込む方向へ戻ってしまうことがあります。

もし、それで変わるなら、もう変わっていたはずなんです。

本を読んだとき。
新しい考え方を学んだとき。
自分のことが少し理解できたとき。

そのたびに、

「今度こそ変われるかもしれない」

と思ってきたかもしれません。

でも、しばらくすると、また同じことを考える。

うまくいかないのは、自分の努力不足だ。
でも、いったい何が足りないのか。
次に何を高めればいいのか。

分からない。

こういう感覚があるなら、問題は「まだ足りない」ではないのかもしれません。

足りなかったのは、学びの量ではなく、

なぜ、また「もっと頑張る方向」に戻ってしまうのか。

なぜ、「まだ足りない」と思ってしまうのか。

そこを見ることだったのかもしれないんです。

次に進む前に、
まず現在地を見る

山で道に迷ったときのイメージ

これは、山で道に迷ったときに似ています。

遭難したときにいちばん危ないのは、闇雲に進むことです。

不安だから、とにかく前へ進む。
早く抜け出したいから、もっと歩く。

でも、今どこにいるのか分からないまま動き続けると、目的地に近づいているつもりで、余計に状況が悪くなることがあります。

まず必要なのは、もっと速く進むことではありません。

今、自分がどこにいるのかを確認することです。

人生でも、これに近いことが起きます。

何を変えればいいのか分からないまま、次の学びや方法を探す。

不安だから、また動こうとする。

でも、今どこで苦しくなっているのかを見ないまま動き続けると、また「もっと頑張れば何とかなる」に戻ってしまうことがあります。

だから、まず見る必要があるのは、「次に何をするか」ではありません。

今、自分がどこで苦しくなっているのか。
何に引っかかっているのか。

それを客観的に整理すること。

それが、現状把握です。

現状把握セッション

Zoomで現状把握セッションを受けている様子

ここまで読んで、

「何か変えないといけない」
「でも、何を変えればいいのか分からない」
「また次の学びを探そうとしていたかもしれない」

そう感じたなら、一度、今の状態を一緒に見ていきましょう。

現状把握セッションは、僕と直接Zoomで話しながら、

「何を変えればいいのか分からない」

という状態から、まず見るべき場所を一緒にはっきりさせる個別セッションです。

60分ですべてを解決する場ではありません。

人生の答えを、その場で決める時間でもありません。

ただ、今の自分の中で何が起きていて、どこでまた「もっと頑張る」「もっと学ぶ」「もっと価値を出す」方向へ戻ってしまうのか。

そこを一緒に見ていきます。

たとえば、

学んでも学んでも「まだ足りない」に戻る。

人から見ると十分やれているのに、自分では安心できない。

もう少し自分で整理してから、と思っているうちに、また時間が過ぎている。

そういう日常の中に何度も出ている動き方を、ひとつずつ整理していきます。

うまく話す必要はありません。

何を話せばいいのか分からない。

まとまっていない。

こんな状態で申し込んでいいのか分からない。

そう感じること自体に、今の状態が出ていることがあります。

話す前に一人で整理しきろうとして、また抱え直してしまう。

それも、今の状態の一部かもしれません。

まとまっていない状態のまま話した方が、見えることがあります。

ここまで読んで、
まだ一人で整理しようとしている人へ

ここまで読んで、

「もう少し自分で考えてから」
「タイミングを見て」
「今はまだ申し込むほどじゃない」

そう思ったかもしれません。

その判断が間違っている、という話ではありません。

ただ、その考え方そのものが、これまで何度も「もう少し自分で何とかしよう」に戻してきた動きとつながっていることがあります。

たとえば、こういう状態が続いているなら、一度見ておく意味はあると思います。

何か変えないといけないと思っているけれど、何を変えればいいか分からない。

学んでも、資格を取っても、また「まだ足りない」に戻ってしまう。

仕事や役割の話はできるのに、自分がどう生きたいのかになると言葉が止まる。

人からはちゃんとやれているように見られるのに、自分ではずっと安心できない。

もう少し自分で整理してから、と思って何度も先延ばしにしてきた。

現状把握セッションでは、1対1で今の状況をお伺いしながら、あなたがどこで自分を追い込む方向へ戻ってしまうのかを整理していきます。

答えを決めつける時間ではありません。

まず見るべき場所を、一緒にはっきりさせる時間です。

セッション詳細

現状把握セッション

時間:60分
形式:Zoom個別セッション
料金:5,000円(税込)

セッション後に、無理な勧誘をすることはありません。

必要だと思う場合は、今後の選択肢をご提案することはあります。

ただし、決めるのはあなたです。

また”自分でなんとかしよう”とする前に

現状把握セッションは、答えが出てから来る場所ではありません。

むしろ、

「今のままはもう続けられない。
何か変えないといけない」

「でも、何を変えればいいのか分からない」

「うまく説明できる気がしない」

その状態を、一緒に見る時間です。

場面は違っても、同じ無意識のパターンが出ていることがあります。

また次の本や講座を見に行く前に。

また自分ひとりで抱えてしまう前に。

今の自分に何が起きているのかを、一度、一緒に見てみませんか。

現状把握セッションに参加してみようと思う方は、下記からお申し込みください。

現状把握セッションの案内イメージ

お申込みはこちらから

次の学びに戻る前に、

今の自分に何が起きているのか
一度、一緒に見てみませんか。