自分軸で生きるためにまずすべきこと

コーチングセッションをしていると、
他人や環境に振り回されたくない、
「自分軸で生きたい」という思いを
持たれる方は多くいらっしゃいます。

今回は、その、
自分軸で生きるうえでまずすべきこと、
そして
すぐできるのに見落とされがちな視点
についてお話したいと思います。

コントロールできること、できないこと

私たちの日常は数多くの出来事に溢れています。
その中で、自分にコントロールできることと
できないことが存在します。

多くの人がコントロールできない外的要因や
他人の行動にフォーカスを当てがちです。

しかし、その結果として、
それらに振り回されてしまって
不本意ながらも、気付くと
他人軸の人生を歩んでいる
なんてことになりがちです。

例えば、
スポーツ観戦なんかもそうです。
私たちは試合の結果や選手の動きには
直接的な影響を及ぼせません。

それにも関わらず、試合が
自分の思い通りに進まないと
怒ったり、落ち込んだり
することがありますよね。

応援しているチームが勝つと
超ご機嫌だけど、
負けると超不機嫌な人とか。

シーズンが終わるとロスになり
日常生活にも影響するくらい
活力がなくなるとか。

誰しも似たような経験はあると思います。

これは、コントロールできないことに
エネルギーを注ぎ込む結果と言えます。

自分軸を持つために今すぐできること

では、どうしたら
自分軸を持って生きることが
できるのでしょうか。

答えはシンプルです。

コントロールできることにフォーカスする

ことです。


自分軸を持つ方法論としては
一般的には、
・自己理解や自己受容
・ゴール設定
・自分の行動に責任を持つこと
などが重要と言われます。

しかし、
自分軸で生きるうえで重要なのは
「自分の人生を
 自分でコントロールできている感覚」
「人生の手綱を自分で握っている感覚」

です。

その意味で、
自分軸を手に入れるうえで
まず最初にすべきことは、
「自分でコントロール可能なことに
 フォーカスすること」

なんです。

私たちの日々の
「自分自身の」行動や決断、感情。
これらは私たちがコントロールできる範囲です。

他人の態度や言動、
天気や気候などの外的要因を
自分の思うようにコントロールしようと
するのではなくて、
自分の行動でコントロール可能なことに
集中すること。

そこに意識を向けることでが
自分が自分の人生の主役として、
自分軸で生きることにつながります。

さらにこんなメリットも

また、
「コントロール可能なことにフォーカスする」
ことは他にもいい事だらけで
メリットしかないので、
ぜひ意識的に取り入れて
習慣化してほしいと思います。

以下そのメリットを説明します。

1. すぐに始められ、かつ効果を実感しやすい:
ゴール設定や自己理解は、
時間をかけて行うものであり、
即座に成果が出るものではありません。

しかし、
「今、この瞬間に自分で
 コントロールできることは何か?」
と考えることは、日常の中で
すぐに実践できるアプローチです。

2. ストレスを軽減できる:
人はコントロールできないことに対して
ストレスを感じることが多いです。
そのため、
自分がコントロールできる範囲に
焦点を当てることで、
不要なストレスを避けることができます。

3. 自己効力感の向上:
コントロールできることに集中することで、
ちいさな成功体験を積み上げやすく
自分の力で物事を成し遂げる感覚、
いわゆる自己効力感が向上します。

これは、自分軸を強く持つための
非常に大切なポイントです。

4. 時間とエネルギーの最適化:
コントロール不可能なことに時間や
エネルギーを使うのは、非効率的です。

コントロール可能なことに集中することで、
生産性が向上します。

.自己肯定感の向上
1−4のポイントを抑えることで、
ムダに自己評価を下げてしまうことが
なくなり、結果として
自己肯定感の向上にも繋がります。

いかがですか?
良いことずくめですよね!

「コントロール可能なことにフォーカスする」
という視点は、
自分軸を持つための
非常に重要かつ有効なアプローチです。

今日からできることなので
是非取り入れてみてください!

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